災害時Q&A
いざというときに迷わないように、よくある疑問をまとめました。
Q揺れを感じたら、まず何をすればいい?地震
「まず低く、頭を守り、動かない」が基本です。机の下などに入り、揺れが収まるまで無理に動かないでください。火の始末や外への飛び出しは、揺れが収まってからにします。
Q揺れが収まったあとに確認することは?地震
家族のけがの有無、火の元、足元のガラス片(室内でも靴やスリッパを履く)、ガス漏れの臭いを確認します。沿岸部では揺れが小さくても津波に備え、すぐに高台へ避難してください。
Q自宅から避難するときに気をつけることは?地震
ブレーカーを落としてから避難しましょう。停電から復旧したときに、倒れた電気ストーブなどから出火する「通電火災」を防げます。ガスの元栓も閉めておきます。
Q大きな地震のあと、どれくらい注意が必要?地震
大地震の後は1週間程度、同じくらいの規模の地震が起きることがあります。特に最初の2〜3日は注意し、倒れかけた家具や傷んだ建物には近づかないでください。
Q「警戒レベル」は、いつ避難すればいい?台風・大雨
警戒レベル3(高齢者等避難)で高齢者や障がいのある方などは避難を始め、警戒レベル4(避難指示)で危険な場所にいる人は全員避難します。レベル5(緊急安全確保)を待ってはいけません。
Q外に出るのが危ないときはどうする?台風・大雨
浸水や土砂災害の危険があり、すでに外に出るほうが危ない場合は、自宅の2階以上や、崖から離れた部屋へ移動する「垂直避難」をします。浸水した道路は、水深が膝より浅くても流される危険があります。
Q台風が近づく前にやっておくことは?台風・大雨
ベランダの物を片付ける、雨戸や窓の飛散防止、スマホやモバイルバッテリーの充電、浴槽に水をためる(生活用水)、ハザードマップで避難先を確認しておくことです。
Q停電したら冷蔵庫の食べ物はどうする?停電
なるべく扉を開けないようにすると、冷蔵室で数時間、冷凍庫は満杯なら1日程度は温度を保てます。傷みやすいものから先に食べ、備蓄の非常食は後に回しましょう。
Q明かりにろうそくを使ってもいい?停電
余震で倒れて火災になるおそれがあるので、ろうそくは避け、懐中電灯やLEDランタンを使ってください。ランタンは天井から吊るすと部屋全体を照らせます。
Q発電機やカセットガスストーブを使うときの注意は?停電
エンジン式の発電機や練炭は屋内・車庫では絶対に使わないでください。一酸化炭素中毒の危険があります。カセットガス機器も換気をしながら使います。
Q断水したらトイレは流していい?断水・トイレ
地震の後は下水管が壊れている可能性があり、流すと逆流や汚水があふれる原因になります。自治体から使用可能と案内されるまでは、便器にポリ袋をかぶせて簡易トイレを使いましょう。
Q飲み水は1人どれくらい必要?断水・トイレ
飲用と調理用で1人1日3Lが目安です。最低3日分、できれば1週間分を備えましょう。これとは別に、トイレや手洗い用の生活用水として風呂の残り湯などがあると便利です。
Q水が少ないときの衛生管理は?断水・トイレ
食器にラップを敷いて洗い物を減らし、手指はウェットティッシュやアルコールで清潔に保ちます。トイレの後の手洗いは特に大事で、感染症の予防になります。
Q必ず避難所に行かないといけない?避難・避難所
自宅が安全で、倒壊や浸水、土砂災害の危険がなければ、自宅にとどまる「在宅避難」も選択肢です。そのためにも自宅の備蓄が大切です。物資の配布や情報は避難所で受け取れます。
Q車中泊で気をつけることは?避難・避難所
長時間同じ姿勢でいると、足の血管に血栓ができる「エコノミークラス症候群」になるおそれがあります。こまめに水分をとり、ときどき足を動かしたり歩いたりしてください。
Q非常持ち出し袋には何を入れる?避難・避難所
水、食料(1日分程度)、懐中電灯、モバイルバッテリー、常備薬とお薬手帳のコピー、現金(小銭)、身分証のコピー、マスク、簡易トイレ、タオル、防寒具などです。重すぎると避難の妨げになるので、背負って歩ける重さにします。
Q家族と連絡がとれないときは?連絡・情報
災害用伝言ダイヤル「171」や、インターネットの「災害用伝言板(web171)」、携帯各社の災害用伝言板を使います。毎月1日と15日などに体験利用ができるので、家族で練習しておきましょう。
Q家族で決めておくことは?連絡・情報
集合場所(自宅が無理なときの第2候補も)、連絡手段、遠方の親戚など中継役の連絡先、子供の学校や保育園の引き渡しルールを決めておきましょう。
Q災害時はどこから情報を得ればいい?連絡・情報
自治体の防災メールや防災アプリ、気象庁の情報、テレビ・ラジオを使います。SNSではデマが広がりやすいので、公式の発信元かどうかを確認し、不確かな情報は拡散しないでください。
Q赤ちゃんのミルクはどう備える?乳幼児・高齢者
液体ミルクは常温でそのまま飲ませられ、お湯や哺乳瓶の消毒が難しいときに便利です。使い捨て哺乳瓶や乳首もあわせて備えましょう。紙おむつやおしりふきも多めに用意します。
Q高齢の家族のために備えることは?乳幼児・高齢者
持病の薬(1週間分以上)とお薬手帳のコピー、入れ歯や口腔ケア用品、眼鏡、補聴器の電池、介護用品を準備します。避難に時間がかかるので、警戒レベル3で早めに避難を始めましょう。
Qかたい非常食が食べにくい家族がいるときは?乳幼児・高齢者
ゼリー飲料やおかゆ、やわらかいレトルト食品を備えましょう。アレルギーがある場合は、アレルギー対応の非常食を必ず自宅に備蓄してください。避難所で手に入るとは限りません。
実際の災害時は、自治体や気象庁などの公式情報に従って行動してください。